三井住友銀行とヤフーが出資する日本で最初のネット銀行であるジャパンネット銀行が住宅ローンの取り扱いを開始して4ヶ月、ジャパンネット銀行の住宅ローンは低金利を最大の武器に台風の目となっていると言ってよいでしょう。

ジャパンネット銀行の住宅ローンが他のネット銀行と一線を画しているのは疾病保障をあえて付帯させずに、金利を安くし、必要に応じて有料で疾病保障を付帯できるようにさせています。

もちろん、一般団信は無料で付帯をしています。

本ページではジャパンネット銀行の団信と疾病保障について詳しく見て行きたいと思います。

ジャパンネット銀行の住宅ローン特徴(おさらい)

国内最低水準の低金利

ジャパンネット銀行の住宅ローンの住宅ローン金利はメガバンクや地銀より安いのはもちろん、ネット専業銀行の中でも低水準です。特に変動金利は年0.415%と国内最低水準です。メガバンクや地銀の半分程度の水準であり、審査結果で変動する保証料も不要な商品設計になっているため、安心・安いが両立しています。

保証料、印紙代、一般団信保険料、一部繰上げ返済手数料無料

ジャパンネット銀行の住宅ローンでは保証料、契約書に貼る印紙代、団信保険料、一部繰上げ返済手数料などの諸費用が無料となっています。

ジャパンネット銀行の諸費用は多くのゼロ円を取り揃えています。

来店不要、電子契約でシンプルな手続き

ジャパンネット銀行の住宅ローンはネット完結型の住宅ローンで、住宅ローンを組むための金消契約も電子契約となっています。このため必要書類や契約書の郵送にかかる時間が削減されるため、手続きがシンプルなものになっています。

金消契約が電子契約となっているため、契約書に貼る収入印紙が不要になるというメリットもあります。

ジャパンネット銀行の住宅ローンナビ

団信のラインアップが豊富

本ページのメインテーマである団信のラインナップが豊富なのがジャパンネット銀行の特徴でもあります。詳細は以降のコンテンツを参照してください。

ジャパンネット銀行公式サイト

ジャパンネット銀行の団信について

団体信用生命保険(団信)とは?/団信の役割について

団体信用生命保険(団信)は住宅ローンの返済中に住宅ローン契約者が死亡もしくは高度障害状態となった場合に生命保険会社が住宅ローン残高に相当する保険金が支払われ住宅ローンの支払い義務がなくなる生命保険です。

5,000万円までの住宅ローンであれば医師の診断書が不要で、過去3年以内の通院・病歴を告知するだけで加入審査を行ってもらえる仕組みです。

団信の保険料は原則的に銀行の負担であり、住宅ローンを組む場合には団信への加入が原則となっています。

住宅ローンを組む方は多くの場合、数千万円の借り入れになるので、住宅ローンを組むことで高額の生命保険が無料で手に入ることとなります。

団体信用生命保険(団信)とは?/団信の仕組み

ジャパンネット銀行が取り扱う団信のラインアップ

ジャパンネット銀行の住宅ローンでは無料で標準付帯される一般団信以外に4種類の団信を取り扱っています。それぞれの団信について詳細な保障内容を確認していきたいと思います。

がん50%保障団信

がん※1と診断されるだけで住宅ローン残高が半分になるのが「がん50%保障団信」です。がんと診断されるだけで保険金が支払われるのは大きな特徴です。付帯させるためには年0.1%の金利上乗せが必要です。借りる住宅ローンが3000万円とした場合に完済までに支払うがん50%保障団信のための金利上乗せ分は50万円程度です。

がん100%保障団信

がん※1と診断されるだけで住宅ローン残高がゼロになるのが「がん100%保障団信」です。がんと診断されるだけで住宅ローン残高全額に相当する保険金が支払われるのは大きな特徴です。付帯させるためには年0.2%の金利上乗せが必要です。借りる住宅ローンが3000万円とした場合に完済までに支払うがん1000%保障団信のための金利上乗せ分は100万円程度です。がん保険でもこれだけ多額の保障が得れる保険はないので、がんが心配という方にはおすすめの団信と言ってよいでしょう。

「上皮内がん」、「皮膚の悪性黒色腫以外の皮膚がん」は除く

11疾病保障団信

がん100%保障団信に10種類の生活習慣病で180日継続入院となった場合に住宅ローン残高がゼロになる保障です。医療の高度化で180日もの長期継続入院となるのは稀ですので、金利上乗せが0.3%と安くないことからも慎重に利用の検討をする必要があるでしょう。

厚生労働省が毎年発表している「病院報告」に因ると、入院の平均に日数は一般病棟で17日、療養病棟で149日となっており、180日の継続入院はかなり保障のハードルが高いと言ってよいでしょう。

病院報告(入院数の平均日数)

ワイド団信

ワイド団信は持病や通院歴で一般団信に加入できない方向けの団信であり、保障内容は一般団信と同じ内容です。住信SBIネット銀行、楽天銀行はワイド団信自体の取り扱いがないので、低金利のネット銀行の住宅ローンを活用しようとした場合に、ジャパンネット銀行は有力な選択肢となるでしょう。

ワイド団信については専用の記事を用意しているので、一読ください。 ワイド団信にも加入できなければ住宅ローンはあきらめるべき?/ワイド団信とは?取り扱い銀行は?

ジャパンネット銀行の団信のラインアップ

ジャパンネット銀行の団信の保険料について

次にジャパンネット銀行が取り扱う各種団信の保険料について確認をしていきましょう。各団信の保険料は金利利上乗せ型となるため、借入額ごとの保険料の総支払額を確認してみましょう。

がん50%保障団信(0.1%)がん100%保障団信(0.2%)11疾病保障団信(0.3%)ワイド団信(0.3%)
2,000万円353,926円712,193円1,074,693円1,074,693円
3,000万円530,989円1,068,418円1,612,103円1,612,103円
4,000万円708,042円1,424,617円2,149,574円2,149,574円
5,000万円885,093円1,780,833円2,687,018円2,687,018円
6,000万円1,062,153円2,137,047円3,224,436円3,224,436円

住宅ローンの借入額が大きいほど、0.2%、0.3%の上乗せで大きなコスト感となることが分かりますね。前項でも記載しましたが、筆者は11疾病保障団信をおすすめしません。180日の継続入院は極めて稀であり、3,000万円の借り入れで11疾病とがん100%保障で60万円ものコスト感の違いがあります。筆者としては「がん100%保障団信」があれば十分なのではないかと考えています。

なお、ジャパンネット銀行の変動金利は年0.415%と国内最低水準であるため、変動金利+がん100%保障団信と変動金利+わいど団信という組み合わせではジャパンネット銀行が最も競争力がある状況です。

ジャパンネット銀行公式サイト

 

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