PayPay銀行の住宅ローンに、2026年10月1日時点で使えるキャッシュバックや期間限定の金利引き下げキャンペーン、キャンペーンコードはありません。続いているのは、ソフトバンクのスマホユーザー向けの常設の金利優遇(最大年0.130%引き下げ)です。一方で10月は変動金利が引き上げられたので、キャンペーンより先に今月の金利を押さえておきましょう。
PayPay銀行はこれまで、金利引き下げキャンペーンやキャッシュバックキャンペーンを期間限定で何度か実施してきました(下の「過去のキャンペーン」の表を参照)。
一般的には、これらのキャンペーンは、住宅ローンの借り入れ条件を満たしていれば誰でも利用できるものが中心ですが、一部のキャンペーンについては事前のエントリーが必要だったり、特定の条件を事前にクリアしておく必要があるなど、注意点もあります。
たとえば、キャンペーン期間内に申し込みを完了するだけでは対象にならず、「○月○日までに契約手続きを完了していること」「専用ページからのエントリーを済ませていること」などが条件になっているケースもあるため、申し込み前に必ずキャンペーンの適用条件を確認することが大切です。
住宅ローンのキャンペーンは突然始まることがあるため、このページでは毎月はじめに公式の「キャンペーン・常設特典一覧」を確認して更新しています。
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PayPay銀行の住宅ローンは、旧ジャパンネット銀行時代の2019年7月にサービスを開始して以来、低金利かつ安心感のある保障内容で人気を集めてきました。サービス開始当初から、変動金利型・10年固定型の低金利商品を提供し、多くの利用者に選ばれる住宅ローンとなりました。
2026年10月のキャンペーンと金利:変動が年0.250%上昇
2026年10月1日にPayPay銀行の「キャンペーン・常設特典一覧」を確認したところ、住宅ローンで掲載されているのは常設特典だけで、期間限定のキャッシュバックや金利引き下げはありませんでした。常設の金利優遇は、ソフトバンクの「スマホ/ネット/でんき優遇割」で年0.130%引き下げ(「スマホ優遇割」単体なら年0.070%引き下げ)です。
2026年10月の適用金利は次のとおりです(2026年10月1日時点・公式サイトにて確認)。
| 金利タイプ | 2026年10月適用金利 (全期間引下型/当初期間引下型) | 前月からの動き |
|---|---|---|
| 変動金利(新規・借換共通) | 年1.580% ※優遇割の最大適用で年1.450%(スマホ優遇割のみなら年1.510%) | 年0.250%引き上げ |
| 固定10年 | 年3.520% | 引き上げ |
| 固定20年 | 年4.060% | 引き上げ |
| 固定35年 | 年4.210% | 引き上げ |
※金利は毎月見直されます。審査結果によっては表示金利に年0.30%上乗せとなる場合があります。
9月とは反対に、10月は変動金利の動きが大きく、固定金利の上げ幅は小さい月でした。当編集部が2026年10月1日に14の金融機関の公式金利ページを確認したところ、前月と比べられた127件のうち121件が引き上げで、PayPay銀行も変動・固定とも引き上げています。最小の引き上げ幅はPayPay銀行の固定35年(借換)でした(当編集部調べ)。
当編集部が2026年10月適用の公式金利で試算すると、3,000万円・35年・元利均等(ボーナス返済なし・諸費用別、金利は全期間一定と仮定)の変動金利(年1.580%)の月々返済額は93,035円で、同じ条件の9月の金利より3,658円増えました。
「先月調べた金利の数字」で返済計画を立てていると、実際の契約時にずれます。金利は借入日の水準が適用されるので、実行月の金利で試算し直してください。商品全体の特徴はPayPay銀行の住宅ローンの特徴(金利・団信・審査・諸費用)にまとめています。
なお、これまでに以下のようなキャンペーンが行われてきました:
- PayPayポイントがもらえる申込キャンペーン
- 特定条件を満たすと金利優遇されるキャンペーン
- ローン契約時のキャッシュバック特典 など
※いずれも現在は実施されていません。
注意点と情報収集のすすめ
キャンペーンの有無だけでなく、審査結果による上乗せ(年0.30%)や35年超の上乗せ(年0.30%)まで含めて、自分に適用される金利で比べることが大切です。
また、住宅ローンのキャンペーンは突然開始・終了するケースが多く、期間限定特典を活かすにはタイミングが非常に重要です。

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PayPay銀行の住宅ローンのキャンペーンコード
PayPay銀行の住宅ローンキャンペーンは、申込時に自動的に特典が適用される形式が多く、他行のように事前エントリーやキャンペーンコードの入力が必要なケースはほとんどありません。利用者が特別な手続きを行わなくても、自動的にキャンペーン対象となる仕組みが一般的です。
当編集部が2026年10月1日に確認したところ、事前エントリーやキャンペーンコードの入力が必要な住宅ローンキャンペーンは実施されていません。ただし、PayPay銀行では過去に期間限定の優遇金利やキャッシュバック特典を実施した実績があり、今後新しいキャンペーンが突発的に始まる可能性もあります。
過去のキャンペーンは12月〜3月や7月〜9月に集中していました。ただし時期が決まっているわけではなく、実施期間や適用条件も回ごとに違います。
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過去のキャンペーンやキャッシュバック企画
| 時期 | 内容 |
| 2024年12月2日(月)~2025年3月14日(金) | 新規借入・借り換えの変動金利引き下げキャンペーン |
| 2024年7月1日(月)~2024年9月17日(火) | 新規借入・借り換えの変動金利引き下げキャンペーン |
| 2023年12月1日(金)~2024年3月12日(火) | 変動金利引き下げ |
| 2022年12月1日(木)~2023年3月31日(金) | 変動金利引き下げ(新規限定) |
| 2022年12月1日(木)~2023年2月28日(火) | 変動金利引き下げ(借り換え限定) |
| 2022年7月1日(金)~2022年9月30日(金) | 変動金利を引き下げ(借り換え限定) |
| 2022年1月4日(火)~ 2022年3月31日(木) | 住宅ローン借入額の0.2%をキャッシュバック |
| 2021年7月1日(木曜日)~2021年9月30日(木曜日) | 2,000万円以上の借り入れでもれなく1万円キャッシュバック |
| 2021年1月4日(月曜日)~2021年4月2日(金曜日) | 住宅ローンの借入金額に応じて、キャッシュバック(借り入れは10万円単位) 2,000万円~2,990万円:4万円 |
| 2020年7月15日(水曜日)~2020年9月30日(水曜日) | 1,500万円以上の借り入れでもれなく5万円キャッシュバック |
PayPay銀行の住宅ローンのメリット・デメリット
- 最大2億円までの融資に対応しており、高額な住宅や都心部の物件を検討している場合でも選択肢に入れやすい住宅ローンです。
- ペアローンや収入合算に対応しているため、共働き世帯や世帯収入を活かして借入可能額を広げたいケースにも柔軟に対応できます。
- 申し込みから契約まで来店不要で完結でき、電子契約にも対応しています。忙しい人でもスムーズに手続きを進めやすい点が特徴です。
- 電子契約を利用した場合は、紙の契約書が不要となり、契約書に貼付する収入印紙も不要になるため、初期費用の軽減につながります。
- 団体信用生命保険では、超サポ団信やペア連生団信が用意されており、保障内容を重視したい人にも安心感のある設計となっています。
- 個人事業主や同族企業の会社役員については、一般の住宅ローンとは異なる専用商品が用意されており、収入形態に配慮した商品選択が可能です。
- ソフトバンクのスマートフォンを利用している場合、所定の条件を満たすことで住宅ローン金利の引き下げが受けられる仕組みがあります(新規・借り換えとも)。引き下げ幅は「スマホ優遇割」で年0.070%、「スマホ/ネット/でんき優遇割」で年0.130%です(2026年10月1日時点)。
- お借入期間は最長50年ですが、借入期間が35年を超える契約は年0.300%の金利上乗せが発生します(2026年10月1日時点)。期間を延ばして毎月の返済額を抑えるときは、この上乗せ分も含めて総額で比べてください。
- 超サポ団信では、死亡や高度障害だけでなく、病気やケガに加えて、自然災害や失業といった返済リスクにも備えられる保障が用意されています。
よくあるご質問(FP徳島)
Q. ソフトバンクのスマホを使っています。金利の優遇割はどれくらい効きますか?
A. 「スマホ/ネット/でんき優遇割」を適用すると、変動金利が最大で年0.130%引き下げられます。2026年10月なら年1.580%が年1.450%になります(「スマホ優遇割」単体なら年1.510%)。仮に3,000万円を35年・元利均等で借りると、0.130%の差は総返済額でおよそ数十万円規模になり得ます。ただしスマホ等の契約継続が条件なので、乗り換え予定がある方は注意しましょう。
Q. すでにPayPay銀行の変動金利で借りています。10月の引き上げで返済額はすぐ増えますか?
A. 新聞やネットに出る「10月の金利」は、これから借りる人の金利です。返済中の人の金利がいつ・どれだけ動くかは契約内容で決まるため、PayPay銀行の会員ページや返済予定表で、ご自身の適用金利と見直しの時期を確かめてください。返済額が変わらない期間でも、利息の割合が増えて元金の減りが遅くなることはあります。
Q. 変動も固定も上がりました。いま固定にするのは損ですか?
A. 「損か得か」は、その後の金利がどう動くかで決まるため断定できません。2026年10月のPayPay銀行は、固定10年が年3.520%、変動が年1.580%で、差は2%近くあります。固定は「上がらない安心」を買う代わりに、当初の負担が重い状態です。
FPとしておすすめしているのは、まず変動で借りた場合に金利が何%まで上がったら家計が苦しくなるかを先に計算しておくこと。その水準まで余裕があるなら変動、届いてしまうなら固定、と順序立てて考えると、月ごとの金利の上下に振り回されずに済みます。
Q. いまキャンペーンがないなら、PayPay銀行を選ぶ意味は薄いですか?
A. キャッシュバックは「一度きり」ですが、ソフトバンク優遇割は契約が続く限り効きます。超サポ団信(自然災害・失業まで備える)と合わせて比べる価値はあります。FPとしては、目先の還元より「団信の手厚さ」と「総返済額」で比較することをおすすめします(auじぶん銀行との違いはauじぶん銀行とPayPay銀行の比較を参照)。
Q. 個人事業主ですが申し込めますか?
A. PayPay銀行の通常の住宅ローンは個人事業主・同族会社の役員は利用できませんが、これらの方向けの専用商品が用意されています。地方で自営業をされている方は、収入の見せ方や必要書類が会社員と異なるため、申込前にFPや金融機関に相談しておくと安心です。
FPの視点:上乗せ金利の条件を先に確認しましょう
キャッシュバックの金額よりも家計への影響が大きいのは、適用金利です。2026年10月1日にPayPay銀行の公式住宅ローンページを確認したところ、借入期間が35年を超える契約では年0.300%の金利上乗せが発生すること、団体信用生命保険は加入が必須で、選ぶプランによって金利が上乗せされることが明記されていました。
この35年超の上乗せは、2026年9月1日以降の実行分から年0.3%となった項目です(8月31日以前の実行分は年0.1%)。PayPay銀行は最長50年まで借りられる銀行ですが、「期間を延ばせば毎月がラクになる」だけで判断すると、上乗せ分でかえって総額が膨らみます。
しかも、繰上返済で35年以内に短縮しても上乗せ金利は続くと案内されています。期間を延ばすかどうかは、上乗せ後の金利で総返済額を出してから決めてください。
団信の上乗せ幅は、がん50%保障団信が年0.1%、がん100%保障団信が年0.15%です。上乗せなしで付帯するのは一般団信までとなります(団信の選び方はPayPay銀行の団信の解説)。保障を厚くすること自体は選択肢のひとつですが、すでに加入している生命保険や医療保険と保障が重なっていないかを確認してから決めると、無駄な上乗せを避けられます。
ご相談の現場では、団信を厚くする代わりに既存の保険を見直して保険料を下げる、という調整で家計の負担を変えずに保障を整えられることがあります。なお、キャンペーンコードの入力で住宅ローンの金利が下がるという公式の案内は、当編集部が2026年10月1日に確認した範囲では見つかりませんでした。最新の条件は公式サイトでご確認ください。