三菱UFJ銀行とKDDIが出資するネット銀行のじぶん銀行の住宅ローンはさまざまな特徴・メリットがありますが、そのうちの1つが種類が豊富な疾病保障が付帯された団体信用生命保険(団信)です。

住宅ローンを利用するためには団信への加入が必須ですし、万が一の際に住宅ローンの弁済に充てられる団信はライフプランから切っても切り離せません。

そんな団信について、加入条件(審査)、保険料、生命保険との比較などさまざまな情報をまとめてみました。じぶん銀行の住宅ローンに興味を持っている方にはぜひ一読いただければ幸いです。

団体信用生命保険(団信)とは?

団体信用生命保険(団信)とは?

団信とは生命保険の1種であり、住宅ローン契約者が住宅ローン返済期間中に死亡したり、高度障害をおった状態になった場合に生命保険会社から金融機関に保険金が支払われ住宅ローン残高が完済される制度であり、国内ではフラット35を除く全ての住宅ローンに加入が必須となっている生命保険です。

団信の加入条件・審査について

団信の加入条件・審査については生命保険会社により開示されているものではなく、分かりづらいことも多いですが、住宅ローン申し込みと同時に、団信の加入申し込み書兼告知書を提出し、

  1. 過去3ヶ月以内の治療
  2. 過去3年以内に手術を受けたことがあるか
  3. 過去3年以内に継続で2週間以上の治療を受けたか

について申告を行う必要があります。

じぶん銀行の団信はフランスに拠点を置く、団信取り扱い大手である、クレディ・アグリコル生命が引き受け保険会社です。同社は日本の多くの金融機関の団信を引き受けています。

クレディ・アグリコル生命保険のコーポレートロゴ

じぶん銀行の取り扱う団信・疾病保障について

じぶん銀行の団信・疾病保障のラインナップ

じぶん銀行では数多くの団信、疾病保障を取り扱っています。各団信・疾病保障の保障内容、特徴、保険料などについて解説をしたいと思います。

団信・疾病保障の種類保障内容保険料(完済までの総計)注意点
一般団信死亡と高度障害無料
ワイド団信死亡と高度障害年0.3%(35年返済で3000万円のローン時に1,611,014円)うつ病、糖尿病、肝炎などの持病があっても加入できる場合がある
がん50%保障団信(+全疾病保障)がんと診断されたときに住宅ローン残高が半分に減免される(一般団信と同様に死亡と高度障害も保障)無料過去にがんと診断されたときがある際には加入できない
がん100%保障団信(+全疾病保障)がんと診断されたときに住宅ローン残高がゼロになる(一般団信と同様に死亡と高度障害も保障)年0.2%(35年返済で3,000万円のローン時に1,067,713円)過去にがんと診断されたときがある際には加入できない
11疾病保障がんと診断されたときおよび10疾病で入院が180日継続すると住宅ローン残高がゼロになる(一般団信と同様に死亡と高度障害も保障)年0.3%(35年返済で3000万円のローン時に1,611,014円)過去にがんと診断されたときがある際には加入できない、10大疾病の保障条件がかなり厳しい

じぶん銀行では一般団信を含めると5種の団信(疾病保障)を取り扱っています。

当サイトとしては無料で取り扱われているがん50%保障付き団信をオススメしたいと思います。一般団信の保障はもちろん、がんと診断されるだけで住宅ローン残高の半分に相当する保険金が支払われ、住宅ローン残高が半分になるものです。2019年3月からはこの保障に180日以上の入院(精神疾患をのぞく)で住宅ローン残高がゼロになる全疾病保障も付帯させています。

一方、じぶん銀行の団信でオススメできないのが11疾病保障です。年0.3%もの保険料が必要ですが、他の金融機関取り扱いの3大疾病、7大疾病では30日程度の入院や就業不能で保障が受けれますが、じぶん銀行の11疾病は180日もの入院が必要です。全疾病が無料で付帯されるがん50%保障付き団信の存在を考えると、35年で160万円もの保険料を支払う価値があるのかは大きく疑問といわざる終えません。

じぶん銀行のがん50%保障付き団信の詳細はこちらじぶん銀行のがん50%保障付き団信

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じぶん銀行のがん保障付き団信でがん保険は不要?

がん保障付き団信付きの住宅ローンを組めたことでがん保険は不要になるの確認しましょう。

がん保険に加入している方の割合は?

生命保険の契約件数残高の推移

まず、国内でどの程度の方ががん保険に加入しているのかを確認をしましょう。一般社団法人 生命保険協会の「生命保険の動向」によると、平成29年度の生命保険の契約件数は2,446万件となっています。国内の成人(20歳から64歳)の人口数7,412万から計算すると3人に1人しかがん保険に加入していない計算です。日本人の2人に1人ががんになるといわれている時代を考えると契約件数が少なく感じますね。ただし、成人していても世帯主以外はがん保険に入っていないなども考えられますね。

さて、本題に戻りましょう。じぶん銀行のがん保障付き団信付きの住宅ローンを組めたことで、住宅ローン残高が半分もしくはゼロとなっても収入が増えるわけではありません。がんの治療を開始するとともに収入が減少するご家庭が大半です。東京都が調査した「がん患者の就労等に関する実態調査」によると56.8%の方が収入が減ったと回答しています。住宅ローン残高が減ることで月々の支出が減ることになりますが、がんになると治療費などの支出が増えてしまう点にも注意が必要です。

がん保険の保障内容は?

がん保険の保障内容を確認してみましょう。がん保険大手のアフラックのホームページから保障内容を転載します。

がん保険の保障内容

がんと診断された際の給付金は50万円程度と多くは無く、保障の内容は治療費を補うことにあるのが分かりますね。この保障内容はアフラックだけではなく、がん保険全般にいけるものであり、がんと診断された際の給付金は多くても200万円以下です。このためじぶん銀行のがん保障付き団信のようにがんと診断されると数千万円単位の保険金が受け取れるものとは性質が全く違うものと言ってよいでしょう。

このため、がん保障付き団信が付帯している住宅ローンを組んでいるからと言って、がん保険が不要と考えるのは適正ではないでしょう。考え方としては、がん保障付き団信があるので、保障額を抑えたがん保険に加入することで、保険料が節約できるという考え方が適正だと思います。

つまり、じぶん銀行のがん保障団信つきの住宅ローンを組むことでがん保険の保険料が節約できる可能性があるわけです。上記、アフラックの保障内容であれば、35歳の際の保険料は入院給付金が1日10000円のタイプであれば4084円、半額の5000円のタイプであれば2153円となります。じぶん銀行のがん保障団信付きの住宅ローンを組むことで日額5000円の保障でよいと想定すれば、月間1931円/23172円の節約につながる可能性があります。35歳でがん保険に入ると60歳までがん保険に加入できるため、25年間では約58万円の節約ができる可能性があります。(※もちろん、がん保障団信付きの住宅ローンがあっても日額10000円の保障がないと安心できないという方もいると思いますが)

アフラックのガン保険の保障内容

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じぶん銀行ではうつ病、糖尿病、肝機能障害などの持病がある方も加入可能なワイド団信を取り扱い

じぶん銀行のワイド団信の引き受け保険会社である、クレディ・アグリコル生命はワイド団信の取り扱い大手でもあります。クレディ・アグリコル生命では過去に下記の病気をお持ちの方の団信の引き受け実績があります。加入は病名で決まるものではなく、症状で審査がされますので、ワイド団信の審査に通るのかは実際に審査申し込みをしないと分からないこととなります。

病気の種類病名
代謝異常による病気糖尿病、脂質異常症(高脂血症・高コレステロール血症)、高尿酸血症・痛風など
心臓・血圧の病気狭心症、心筋梗塞、不整脈、心房細動、期外収縮、心臓弁膜症、高血圧症、血栓性静脈炎(静脈血栓症)など
脳の病気脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)、脳動脈瘤(脳動脈解離)、てんかん、ギランバレー症候群など
精神・神経の病気うつ病・うつ状態、自律神経失調症、適応障害、不安障害、強迫性障害、パニック障害、睡眠障害、神経症など
食道・胃・腸の病気潰瘍性大腸炎、クローン病、逆流性食道炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、大腸ポリープなど
肝臓・胆道・膵臓の病気肝炎・ウイルス肝炎(B型肝炎・C型肝炎)、肝機能障害、脂肪肝、胆石、胆嚢ポリープなど
腎臓と尿路の病気腎炎・糸球体腎炎、IgA腎症、腎臓機能障害、腎臓結石、蛋白尿、ネフローゼ症候群など
呼吸器(胸部)の病気喘息、気管支炎、肺炎、肺血栓塞栓症、結核、睡眠時無呼吸症候群など
目・耳・鼻の病気緑内障、白内障、網膜剥離、難聴、副鼻腔炎など
ホルモン・免疫異常による病気バセドウ病(甲状腺機能亢進症)、甲状腺機能低下症、リウマチ性疾患、橋本病、全身性エリテマトーデスなど
血液・造血器の病気・異常貧血、赤血球・白血球の数値異常など
妊娠・女性特有の病気妊娠、子宮筋腫、卵巣嚢腫、子宮頸部異形成、子宮内膜炎など

じぶん銀行の住宅ローンは一般団信の審査に落ちると自動的にワイド団信で審査を行ってくれるため、住宅ローン審査落ちで再審査の手続きをする必要がありません。(※がん保障や11疾病で申し込んでいた場合には一般団信で再審査の手続きが必要)

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