2019年12月に中国湖北省の武漢で発生したとされている、新型コロナウィルスの患者数増加に歯止めがかかっていません。

先週からは韓国、イタリア、イランなどでも感染者が急増しており、世界的なパンデミックとなるかの瀬戸際になっていると言ってよいでしょう。

日本国内でも連日、新型コロナウィルスに関する報道が活発に起きており、殺菌・除菌商材やマスクなどが購入しにくくなっています。

新型コロナウィルスに関する詳細な解説は他のサイトにお願いするとして、本サイトでは新型コロナウィルスが経済・住宅ローン金利に及ぼす影響を見て行きたいと思います。

新型コロナウィルスの関する動向

時期動向
2019年12月上旬中国武漢で新型コロナウィルスの感染者が発生
2020年1月中旬中国武漢でパンデミックの状態に
2020年1月23日中国政府が武漢が実質閉鎖に
2020年1月27日中国政府が国内外への団体旅行を禁止
2020年1月30日WHOが緊急事態に指定
2020年1月31日中国での感染者数が1万人を突破
2020年2月2日米国が過去14日以内に中国に滞在した外国人の入国を禁止
2020年2月13日中国での感染者数が5万人を突破
2020年2月16日中国での感染者数が7万人を突破
2020年2月中旬韓国で集団感染が発生
2020年2月21日米国国務省が日本への渡航警戒レベル1の渡航注意に指定
2020年2月23日米国国務省が日本への渡航警戒レベル2の渡航注意に引き上げ
2020年2月下旬イタリア、イランなどでも感染者が増加

新型コロナウィルスの世界での感染者数は

https://gisanddata.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6

で確認できます。

新型コロナウィルスによる経済への影響

アップルの業績下方修正

世界最大のIT企業であるアップルが2月17日に中国での製造、販売に関し、新型コロナウィルスの影響が発生しているとし、2020年度の第2四半期の業績見通しを下方修正。関連企業への影響も懸念され、ハイテク株を中心に株安が発生しました。

世界的な株価の急落

中国政府による武漢封鎖を受けてから世界的な株安が発生、2月に入り株価は落ち着きを取り戻しましたが、2020年2月21日以降の週末にイタリアやイランなど、アジア以外での新型コロナウィルスの感染者拡大を受け、週明けの日米の株価は急落となっています。

ダウ平均株価(2020年2月24日 マイナス1031ドル)

2020年2月24日のダウ平均株価

日経平均株価(2020年2月25日 781円安)

2020年2月25日の日経平均株価

観光関連企業で壊滅的なダメージが発生

新型コロナウィルスにより世界的に航空各社、宿泊業など観光関連産業の壊滅的なダメージが報道されています。

日本ではインバウンド需要で潤っていた、小売、宿泊業者で売上げな減少が報告されています。

2月14日にはラオックスが人員削減を発表、2月25日にはは新型コロナウイルスの影響で初の経営破綻として、冨士見荘が破産手続きに入ったと報道されています。

今後もこうした事例が相次ぐと思われます。

住宅ローン金利への影響は?

経済の混乱はお金を借りる人にとっては、マイナスのことばかりではありません。経済が混乱することが金利を低く誘導することが必要になり、金利引き下げや金融緩和が行われるためです。

日本ではかつてない大規模な金融緩和を実施中ですが、新型コロナウィルスの影響で実態経済に大きな影響を及ぼすことを考えると、世界各国で金融緩和を拡大する方向に動くと思われます。

特に、2020年はアメリカの大統領選挙があるため、トランプ大統領は金融緩和をしたくで仕方ありません。(金融緩和することで経済を底支えし、株高を演出することで自身への指示を集めたい)

 

結論的に言うと、新型コロナウィルスがきっかけとなり、世界的な景気へのマイナス影響が発生、もしくは発生を見越し、金融緩和が行われる可能性が極めて高いでしょう。

 

長期金利の動向は?

2020年1月半ばに、プラス圏に戻っていた長期金利でしたが、武漢の封鎖以降、長期金利は低下傾向にあります。

今回の株価急落で長期金利はマイナス0.1%まで下落しています。

長期金利の推移・動向

 

新型コロナウィルスの影響で今後の住宅ローン金利はどうなる?

日本の金利はもう下がりようのないレベルの低金利ですので、住宅ローン金利が下がったとしても下げる余地はさほどありません。

下がっても、10年、20年、30年などの固定金利で年0.1%程度でしょう。

変動金利は政策金利に関係なく、銀行間で金利引き下げ競争が起きている真っ最中です。

いずれにしても、2020年は住宅ローンを借りようとしている方、借り換えようとしている方には追い風が吹きそうです。

 

代表的な変動金利(2020年9月金利)

金融機関金利備考
ミスター住宅ローンREAL(住信SBIネット銀行)0.410%※審査結果により年0.1%~年0.3%の上乗せとなる場合があります。店舗来店型。精神疾患をのぞくすべて病気とケガを保障する全疾病保障が無料付帯。自転車事故などで他人に損害を与えた際の備えもセット。
新生銀行0.450%(変動フォーカス)理由を問わず所定の要介護状態になった場合に住宅ローン残高がゼロになる保障付き。
金利は2020年9月時点