メールにて無料相談を受け付けていますが、お悩みを頂いたので相談内容を紹介します。

いただいた悩みは以下の通りでした。

借り入れを変動にするか固定(フラット35)にするかで悩んでいま
す。
ある工務店には、今なら変動をお勧めします。将来金利が上がった
としても、固定の金利と同じくらいか、まだ低いと思われます。と
言われましたが有る意味ギャンブルだと思い不安もあります。

以下、私の回答です

次の2つの記事をよく読んで決めて下さい。

変動金利住宅ローンの仕組み、メリットデメリットが猿でもわかる記事

住宅ローンの変動金利か固定金利かを決める一番簡単な考え方

金利があまり上がらないという工務店に対しては
「今の固定以上の金利になったらその差額分を保障すると言えるくらい変動がオススメなのか?」
と聞いてみてください。

おそらく何も言えないでしょう。
なんの根拠があって上がっても今の固定と同じくらいか低いと思うのかしつこく聞いてみてください。

根拠があるなら具体的な数字や統計を出してもらって下さい。
おそらく何も出てこないでしょう。その人の推測でしかありません。
これから金利がどうなるかなんてことは誰も知り得ることではないので全てが推測です。

そうすると、変動金利を選んでもらったほうが住宅ローン返済額が低くなるので契約を決めやすくなるとか建物の金額を高くできるという腹が見えるかもしれませんね。

となると、その工務店を選ぶべきではないということがわかるかもしれません。

お金のことを適当にアドバイスするところが建てる家も適当なものです。
なぜって、ほとんどの施主から見れば一番大事なのはお金だからです。

いい工務店かどうかは住宅ローンの提案でも判断できる

上に書いたように、ハウスメーカーや工務店は変動金利を勧めたがるところが多いです。理由はフラット35などの固定金利よりも毎月の住宅ローン返済額が低くなるので、購入を決断しやすくなったり、建物の請負金額を上げられたりということろがあるでしょう。

なかには、経済にかなり明るくてきちんとした根拠があって変動金利を勧めている工務店もあるかもしれませんが、そんなところはほとんどないと思います。

住宅ローンを変動金利にした方がいいか、固定金利にした方がいいかは別の話ですが、積極的にフラット35などの全期間固定金利型住宅ローンを勧めてくれるハウスメーカーや工務店の方が信用できると私は思います。

なぜなら、固定金利の住宅ローンを提案すると変動金利よりも毎月の住宅ローン返済額が高くなりますから、契約を決めてもらいにくくなったり、建物の金額が少なくなったりするからです。
つまり、固定金利の住宅ローンを勧めることは工務店やハウスメーカーにとっては不利なことしかないわけです。
そこをあえて固定金利の住宅ローンを勧めるということは、顧客の目線に立ったアドバイスと取れます。

あなたが何十年と生活する家を建ててくれる工務店、ハウスメーカーであり、今後ずっと付き合いをする会社であり人です。
あなたの立場に立ってどんなものが有利かを提案してくれる信頼の置ける人を選んだほうがいいことは言うまでもありません。
ということは、特に根拠もなく変動金利をガンガン勧めてくるようなハウスメーカーや工務店は避けておいた方がいいということです。

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