あなたもきっと初めてのマイホーム購入で何をどうしていいかわからないのではないでしょうか?学校で教えてくれるわけではないのでわからなくて当然です。
しかし、あなたや家族が何十年と生活する環境を作るわけですから失敗したくないですよね。もちろん、住宅ローン返済ができなくなってせっかく手に入れた家を売ったり、そこまでいかなくても住宅ローン返済に追われて生活がカツカツになるのはイヤだと思います。
失敗は住宅ローンの借りすぎだけではありません。もっと広い土地、便利な土地にすればよかった、もう少し大きな家にすればよかった、中古じゃなくて新築が欲しかったという失敗もあります。
住宅ローン選びを間違えて何百万もムダな利息を支払ったり、本当は払わなくていい諸費用に何十万円も払ってしまったりという失敗もあります。
そこで、あなたがマイホーム購入を無事成功させ、ムダなお金を払うことなく100点満点の家を建てる、買うためにどの順番でマイホーム購入すればいいのかをわかりやすくまとめました。
- 保険をバッサリ見直す
- キャッシュフロー表を作って全体の予算を計算する
- 頭金が無いと悩んでいる場合
- 予算から諸使用分を差し引いて建物と土地にあてられる金額を計算する
- ハウスメーカーや工務店、土地を選ぶ
- 住宅ローンを選ぶ
1番から順に進めていくことで、あなたは住宅ローンを借りすぎたり、逆に予算を少なく見積もりすぎたり、お金を何百万円も損するようなことがなくなります。
目次
Step1.保険をバッサリ見直す

- 住宅ローンの借りすぎを防ぐために予算を計算することは大切です。しかし、ムダな保険に入り続けたまま予算を計算してしまうと、予算を少なく見積もってしまい、「本当はもっと広い土地を買えたのに・・・」とか「もっと広い家に住めたのに・・・」という失敗に繋がります。
それだけでなく、ムダな保険に入り続けることで何百万円という損をしてしまいます。
あなたも何らかの保険に入っていますが、実は必要な保険はほとんどありません。医療保険も学資保険もムダです。次の5つの記事を読んで、保険をバッサリ見直しましょう。
Step2.キャッシュフロー表を作って全体の予算を計算する
保険の見直しが終わったら次は、あなたがマイホーム購入にいくらのお金をかけて大丈夫なのかを計算します。住宅ローンを払いながら余裕のある生活をし、子どもの教育費が必要であれば支払い、老後の蓄えもしていくために、あなたがいくらまでならマイホーム購入にお金を使えるのかを計算していきます。
これを計算するにはキャッシュフロー表を作成することです。キャッシュフロー表とは、収入や支出、預金残高などの推移を具体的な数字で見ることができるものです。これを作ることで、あなたがいくらまでマイホーム購入に回して大丈夫か、住宅ローンはいくらまで借りて大丈夫かがわかります。
キャッシュフロー表の具体的な作り方から、予算に対する考え方など、次の5つの記事を読んで学んでください。
2-1.頭金が無いと悩んでいる場合
キャッシュフロー表まで作成して、購入しても大丈夫そうな金額や借りても大丈夫な住宅ローンの金額はわかったけど、今現在頭金が全然ない。こんな状況でマイホーム購入を進めるためにはどうすればいいか?ということで悩んだら次の3つの記事が役に立ちます。
Step3.全体の予算から諸費用を差し引いて
建物や土地に回せる金額を計算する
マイホーム購入には諸費用と呼ばれる建物や土地にかかる以外にたくさんのお金がかかります。この諸費用をきちんと計算していないと、結局予算オーバーになったり、契約してからお金の工面に走り回ったり、思ったより貯金が残らなくて新生活がすごく不安になったりします。
そこで、キャッシュフロー表を作成してマイホーム購入にかけられる全体の予算を計算したら、そこから諸費用分を差し引いて建物や土地に回すお金としましょう。
諸費用にはどんなものがあってどれくらいかかるのかや、どうすれば諸費用にムダなお金を何十万円も払わずに済むかなどについて、次の5つの記事が役に立ちます。
Step4.家を建てるハウスメーカー、工務店、土地を選ぶ
保険を見直して家計のムダからマイホームに充てられるお金を増やし、キャッシュフロー表を作って全体の予算を計算して、そこから諸費用にかけられるお金を差し引いたら、建物と土地にいくらのお金を回して大丈夫かがわかります。
その金額の範囲内で建物を設計して土地を選ぶようにすれば、家を買ったあとで住宅ローン返済に追われて家計が火の車になったりするようなことはなくなります。
ハウスメーカーや工務店選び、土地選びをする際に大事なポイントをまとめたシートがあるので、活用してください。
Step5.住宅ローンを選んで審査を受ける
家を建てるハウスメーカーや工務店、土地が決まったらあなたがいくら住宅ローンを借りなければいけないかがわかります。ここでどの住宅ローンを借りるのかを選ばなければいけません。
住宅ローン1つで総支払額が数十万〜数百万円と変わってきます。あなたやあなたの家族の生活、人生を変えると言っても過言ではない選択です。
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