前回は、金利や手数料が低い住宅ローンを選ぶことでも予算を増やすことが出来るとお伝えしました。
今回は予算を増やすために行うこと3つ目です。
家を買う時には土地代や建物代以外にも様々な諸費用がかかります。
諸費用の中には必ず支払わなくてはいけないものもあります。
選択によっては支払う必要がある物もあります。
そして、支払わなくてもいいのに支払ってしまっているものがあります。
もしくは、余分に支払ってしまうものです。
それは以下のものです。
・仲介手数料
・火災保険料
・登記費用
・団体信用生命保険料
・住宅ローン融資手数料
・住宅瑕疵担保責任保険
・つなぎ融資の手数料、利息
これらの費用は支払わないこともできますし、金額を大幅に下げることもできます。
代表的なものは火災保険ですね。
火災保険に余分なお金を支払わないためには、不要な補償や特約には加入しない。
また、保険会社を比較することです。
同じ補償でも保険会社によっては火災保険にかかるお金が全然違います。
15万円、20万円違うこともザラにあります。
不要な補償と特約のカット、保険会社の比較で過去60万円節約できた例もあります。
諸費用にムダなお金を支払わなければその分のお金を土地や建物に回すことができます。
あなたの予算が3,000万円だっとします。
諸費用に300万円かかれば残り2,700万円を土地と建物に充てるようになります。
しかし、諸費用が200万円で済めば100万円多く土地と建物に充てることができます。
諸費用は言われたまま支払うのではなく、上記に紹介した節約できる諸費用に関しては節約して土地や建物の購入資金に充てましょう。
ここまで、予算を考える大事さ、予算を最大にする方法についてお伝えしてきました。
しかしあなたは、「そんなことはハウスメーカーの人が親切に教えてくれるんじゃないの?」と思われているかもしれません。