こんにちは。
徳島の住宅購入相談専門ファイナンシャルプランナーの中川です。

今日は「頭金がなければ家を買えないわけではない」ということについてお伝えしていきます。

これから家を買おうと思っている方に、購入にあたりどういったことで悩んでいますか?という質問をすると、多くの場合で、2割や3割の頭金が貯まっていない、頭金が十分に貯まっていない、という回答が返ってきます。

本やインターネットを見てみると、頭金は2割~3割貯めるものだと書かれていることが多いので、その程度の頭金が貯まるまで、家を買えないと思い込んでいる方が多いのです。

しかし、じつはこれは本当ではありません。頭金がなくても家を買うことはできるのです。

家を買えていない本当の原因は、現状でどこまでの金額の家が買えるかがわかっていない、ということなのです。

頭金を貯める本来の目的は、希望の物件を手に入れた際に、住宅ローンの返済を可能にするためです。2割~3割の金額を貯めることが目的ではありません。

ですから極端な話、現時点で全く頭金がなかったとしても、希望の物件を買って住宅ローンが問題なく返済できるのであれば、頭金を貯める必要はないのです。

大切なことは、やみくもに頭金を貯めることではなく、まずあなたが現状でいくらの家が買えるのかを明確にすることです。そこから希望する物件を買えるのかどうかを判断し、足りない場合、では頭金をいくら貯めればよいのか、というように計算して頭金を貯めていくべきなのです。