銀行はなぜ変動金利を勧めたがるのか?
今は変動金利も0.8%や0.9%とかなり低いですが、将来金利が上がるのを見越して変動金利を勧めてきているように私は思います。
金利が上がると住宅ローン返済に占める利息、つまり銀行の儲け部分が多くなります。
金利が上がって儲かるのは銀行です。
金融機関の人間があなたのことを考え、あなたににとって有利な商品を提案することはほとんどありません。
大事なことなのでもう一度言います。
金融機関の人間があなたのことを考え、あなたににとって有利な商品を提案することはほとんどありません。
なぜなら、金融機関は儲けることが仕事だからです。
詳しいことはわかりませんが、変動金利で銀行へ紹介すると工務店が銀行からもらえる紹介料が多いのかもしれません。
また、変動金利で返済計画を出すと返済額が少なく見えるので家を売りやすいのかもしれません。
いずれにせよ、工務店も銀行も「将来金利が上がったらこの人はきちんと住宅ローンを返していけるのだろうか?」なんてことは考えてくれません。
返済期間が20年や30年と長い人、返済にそれほど余裕がない人は変動金利は避けたほうが無難です。
逆に、返済期間が10年くらいと短い場合や、返済額が月3万4万増えてもへっちゃらだという人は変動金利でもいいと思います。
また、金利が低い状態またこれから上がってくるだろうと予想される状況の時は長期固定金利で借り入れをするというセオリーもあります。