マイホーム購入のプロFP集団
マイホームアドバイザー協会代表の中川です。

土地を買うときなど、
手付金を入れてくれと
言われる場合がありますよね。

手付金はその土地などの金額の
20%を超えてはいけないと
法律で決められています。

契約した後にキャンセルする場合
手付金を放棄することで
契約をキャンセルできます。

ここで注意していただきたいのですが
手付金は20%を超えてはいけないとありますが、
○%以上もらいなさいとは決まっていません。

ということは、極端な話1円でもいいわけです。

他にもとの土地や物件を買いたい人がいる
という場合には手付金を払うことで抑えておく
というメリットがあるかもしれませんが、
それ以外の場合手付金を払うことに
あなたのメリットはありません。

でも、例えば手付金を100万円も200万円も
支払ってしまうとキャンセルしにくいですよね。

キャンセルするためには支払った手付金を
諦めないといけませんから。

ということは、手付金を支払ってメリットがあるのは
土地や物件を売る業者側なんですね。
要は、キャンセルさせにくくするために
手付金を払えと言ってきているわけです。

なので、絶対にその土地を買うんだ!という状態でなければ
高額な手付金を払うのはやめておきましょう。

業者の方から100万円手付金をもらうことになっています。
と言われても、手付金の金額はいくらでもいいので
そこまで払うお金がありませんからと言い
少ない金額だけ払うようにしておきましょう。

キャンセルして多額の手付金を失わない貯めに
手付金を払うという段階で
資金計画も何もかもしっかり終わって
万全の状態にしておくことが重要です。