徳島の住宅購入専門FPファイナンシャルプランナーの中川です。
今日は「年収に変動がある場合の住宅ローン借入額の考え方」ということについてお伝えしていきます。
自営業や歩合制の給与形態などで、今年はたまたま収入が多かったけれども、翌年の収入はどうなるかわからない、といったように年収に変動がある場合には、借入額をいくらまでに設定すればいいのか悩まれる方もおられるかと思います。
こうした場合には、直近3年間程度の収入から、平均の収入額を計算してみるとよいと思います。
例えば、おととしの収入が400万円、去年が500万円、今年が600万円という場合、平均額は500万円となりますので、その額を基準に借入額を考えられるといいと思います。
それでも不安だという場合には、収入が1番少なくなったときでも返済に困らないようにしておくと、借り過ぎを防ぐことができるかと思います。
ですから年収に変動がある場合には、平均の収入額を算出して借入額を計算するか、もしくは1番年収が少なかった年の数字を基準に考えると、返済に困ったり、不安になったりすることを防ぐことができてよいかと思います。