こんにちは。中川です。
今日は「なぜ住宅ローンの選択をハウスメーカーや工務店の人に任せてはいけないか」ということについてお伝えします。
あなたもそうかもしれませんが、家を買う人というのは、住宅ローンを利用される方がほとんどです。ハウスメーカーや工務店からも「住宅ローンはどれにしますか?」という提案をされるかと思います。
しかしこのときに、住宅ローン選びをハウスメーカーの人や工務店の人に任せてはいけません。
その理由は三つありますが、今日はその一つをお伝えします。
なぜ住宅ローンの選択をハウスメーカーや工務店の人に任せてはいけないかというと、これは少し言い方は悪くなりますが、あなたが将来、住宅ローンの返済に困ったり、最悪のケースで、住宅ローンを払えなくなって家を手放すことになってしまったとしても、彼らにはなんの関係もないからです。
ハウスメーカーや工務店の人は、あなたが住宅ローンの審査に通り、家の引渡しを受けた時点で代金の全額を受け取ります。その時点で売上や利益を確定させるわけですね。
あなたが毎月支払う住宅ローンというのは、金融機関に対して支払っているものです。
仮に住宅ローンが始まってから10年後に、あなたが返済に困って支払えなくなってしまい、家を売ったからといって、あなたの家を建てたハウスメーカーや工務店の売上が減ったりすることはありません。あなたが住宅ローンを払えようが払えまいが、彼らにはもうなんの関係もないのです。
ハウスメーカーや工務店の人は、あなたが住宅ローンの審査に通ってくれて、きちんと金融機関からの融資が実行されれば、何の問題もないわけです。
ですから、住宅ローンのことについてそれほど真剣に、本当にあなたにとってどれが一番いいのか、というところまではなかなか突っ込んで考えてはくれません。
これが、ハウスメーカーや工務店の人に住宅ローンの選択を任せてはいけないという理由です。
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