昨日は夜22時過ぎまで
相談者さんの住宅ローンについて
打ち合わせをしていました。
住宅ローンで決めることと言えば
・いくら借りるのか?
・どこで借りるのか?
・住宅ローン金利タイプはどれか?
・返済期間は何年にするか?
というものがあります。
これらは非常に密接な関係で
選択肢が増えるほど選びにくくなります。
仮に、2,000万円借りるとします。
住宅ローン返済額は7万円以上はムリで
金利の変動はイヤだということでしたら
選ぶ住宅ローンはフラット35などの
固定金利住宅ローン、返済期間は35年。
あとは借りる銀行を選ぶだけになるので簡単です。
しかし、15万円でも返済は可能だとします。
すると返済期間は最短で15年も可能になります。
そうなると、全期間固定金利だけでは無く
10年固定や変動金利も視野に入ってきます。
金利タイプの選択肢が増えると
選ぶ銀行も変わってきます。
返済期間を短くして変動金利にすると
毎月の返済額は高くなって
生活に余裕は無くなりますが
早く完済できて支払う利息も少なくて済みます。
返済期間を長くして固定金利にすると
住宅ローンをたくさん支払うようになりますが
生活にゆとりが生まれます。
お金をムダにしないのは前者のほうです。
では、何を持って決めるのか?ということです。
これは、あなたの価値観。
つまり何を優先するのか?ということですね。
とにかくムダな支払いを避けて
将来のこどもや自分たちのためにお金を残したい
ということであれば住宅ローンの返済を
短くしてムダな利息支払いを少なくすべきでしょう。
お金の損得よりも生活のゆとりをということなら
住宅ローンの利息は余分に支払っても
返済期間は長くして毎月の支払いを少なくすべきでしょう。
何を優先するのか?
これは本やネットには載っていない情報です。
あなたが決定しようとしている住宅ローンは
あなたの価値観を反映したものになっていますか?
P.S 生活にゆとりも住宅ローン利息のムダを無くすのも
両方取る方法もあります。