なぜ、家を買うと子どもが泣いてしまうのか?

住宅ローン、新築住宅・マイホーム購入のプロFP集団
徳島発!日本マイホームアドバイザー協会代表の中川です。

『住宅ローンゼロ円住宅のウソ』

でた〜!と思いましたね。

「家賃並みで新築が買える!」の次は
「住宅ローンゼロ円で家も土地も買える!」
と来ましたか。

どんな仕組みかというと、
屋根にたくさんの太陽光発電を取り付けて
電気を売って得た収入で住宅ローンを払いましょう。
というものです。

太陽光発電自体はいいと思いますよ。
10kwh以上の太陽光発電であれば
20年間買取価格固定で買い取ってくれますから。

多分10kwhも太陽光発電を載せれば
毎年40万円くらいは発電すると思います。

でも、それで住宅ローンゼロっていうのがちょっといい過ぎかと。

某ハウスメーカーのホームページでは
住宅ローン毎月約6万円に対して
売電収入が毎月約6万円で、
差し引きゼロだと計算しています。

住宅ローンの計算条件は35年返済金利1%です。
これは、おそらく3年ないし5年固定でしょう。

住宅ローン3年固定や5年固定は
3年後や5年後に金利が上がる住宅ローンだと思って
間違いありません。

某ハウスメーカーの計算通り、
借入額2100万円、金利1%、35年返済で計算すると
確かに毎月約6万円になります。

が、3年後に金利が2%になったとします。
すると、返済額は68,000円になります。

さらに、頭金もゼロ円だと謳っていますが、
諸費用のことはどこにも触れられていないですね。

仮に、2100万円の10%かかったとすると
210万円購入価格が増えます。

頭金がゼロ円なら借入額は2310万円のはずです。

そうなると住宅ローンの返済額に差がでます。
最初が65,000円、3年後から75,000円になります。

ただ、太陽光発電を10kwh以上乗せると
住宅ローン返済の負担が減ること自体は事実です。

でも、2100万円で家も太陽光発電も外構も!
というような安すぎる家の値段で家を売るメーカーを
勧められない理由があるんです。

その理由は次回お伝えします。

値段が安すぎるメーカーを選ぶべきでない理由を
先に知りたいですか?

それはこちらにチェックシートに書いてありますよ。