マイホーム購入のプロFP集団
マイホームアドバイザー協会代表の中川です。
『住宅ローンの話を銀行とするときの注意点』
さて、前回の記事の続きです。
前回の記事を見ていない方はこちらから
「住宅ローンの優遇金利がなくなるって本当ですか?」
http://ameblo.jp/fpnakagawa/entry-11726666468.html
前回の記事で、
優遇金利がある住宅ローンは
固定金利期間終了後に金利が上がって
返済額が上がることを知っておきましょうと
お伝えしました。
このことを知らないと住宅ローンの話を
銀行とするときにまんまと落とし穴にはめられてしまいます。
なぜなら、銀行の住宅ローンシミュレーションは
固定期間終了後に優遇金利が少なくなって
金利が上がるシミュレーションをしてくれない場合があるからです。
つまり、10年固定で1.5%の金利なら
10年後も1.5%の金利のままで
住宅ローンのシミュレーションを出される場合があるということです。
このシミュレーションを見せられると
ずっと1.5%のまま金利が変わらないのかと錯覚しますよね。
住宅ローンにも「固定」って書いてありますし。
あとは、10年固定の場合、
10年後のシミュレーションを出してくれないこともあります。
10年後に金利があることを突っ込むと
「いやいや、そんなに金利は上がりませんよ。」とか
「10年後も優遇金利がありますので。」などと
曖昧な返事をされることがあります。
なので、住宅ローンのことを何も知らない状態で
銀行に行ってしまうと銀行の思うようにされてしまいます。
まぁ、そもそも銀行に住宅ローンの相談をすること自体が
間違いな訳ですが・・・
銀行に行くのは内容も全部決まった上で
審査をする時か申込みをするときだけで十分です。