こんにちは。中川です。
今日は「住宅ローンは何種類あるのかということについてお伝えしていきます。
住宅ローンの種類というと、いくつもの銀行の住宅ローンのチラシや、インターネットの情報などをいろいろ見て、いっぱいあるんだな、たくさんあってどれを選べばいいのかわからないな、と思われているかもしれません。
住宅ローンの種類はたくさんあるように見えますが、じつは基本は4つです。基本は4つありますが、それを大きく分けると2つしかありません。「変動」か「固定」かという2つに分けることができます。
まず変動の仲間にはいるのは「変動金利」です。これはもちろん変動ですね。半年に1回金利が変わる住宅ローンです。
次に「固定金利期間選択型」というのも変動金利です。これはどういう住宅ローンかというと、借り入れてから2年とか5年、10年や15年といった一定の期間は金利を固定し、その期間が過ぎると変動金利になりますという住宅ローンです。
その一定期間、例えば5年固定で借りた場合、5年が過ぎたときに変動金利になるのが嫌であれば、もう一度固定金利を選ぶこともできますという住宅ローンです。ですから、原則は変動金利です。
もう1つ変動金利の仲間にはいるのが「預金連動型住宅ローン」というものです。預金連動型住宅ローンというのは、借入した銀行に預けている普通預金の金額に関しては、住宅ローンの利息がかからないというものです。これも変動金利です。
固定金利は一つしかありません。最初から最後まで金利が変わらない住宅ローンです。フラット35など、こういったものも固定金利です。
このように、住宅ローンの種類はたくさんあるように見えるのですが、基本は4つ、もしくは大きく分けると2つしかありません。ですから、どの住宅ローンがあなたに合っているのかというのは、この4つ、さらに大きく言えば2つ、変動なのか、固定なのか、ということで考えられるといいかと思います。