マイホーム購入のプロFP集団
マイホームアドバイザー協会代表の中川です。
『住宅ローン、年収5倍以内がなぜデタラメなのか?』
住宅ローンについて書かれた本やネット、ブログや
ヤフー知恵袋での回答を見ているとよく
「住宅ローンの借入額は年収の5倍以内にすべき」
というのを見かけます。
しかしこれは全くのデタラメです。
その理由は2つあります。
まず、「年収」の見方で数字が変わります。
年収を税込みで見るのか手取りで見るのかで
5倍にした数字が変わるからです。
仮に、夫婦合わせた年収が600万円だとします。
この場合、5倍の金額は3,000万円です。
しかし、手取りがざっと計算すると480万円くらいです。
この金額の5倍だと2,400万円になります。
600万円も差が出てしまいます。
600万円借入額が違うと月々の返済額は
2万円も違ってきます。
それに伴ってかかる費用や
毎年支払う固定資産税や地震保険の掛け金も
増えていきます。
二つ目の理由は、
年齢によって住宅ローンを返済できる年数が違う
からです。
同じ、夫婦で年収が600万円の人でも、
夫婦とも30歳の人と40歳の人では
住宅ローンを返せる年数が違います。
住宅ローンは定年までに終わらせるか、
退職金で一括で返してしまうことが理想です。
この先年金が65歳からきちんともらえるかどうかわかりませんので、
その後も住宅ローンの支払いを残すのは
ちょっと危険です。
では、定年の65歳までに住宅ローンを終わらせるとして
30歳の人が2,400万円借りるのと、
40歳の人が2,400万円借りるのとでは重みが違います。
30歳の人の場合、返済額は月8万円くらいなので
それほど大きな負担ではないかもしれません。
しかし、40歳の人の場合は、返済額は月10万円を超えます。
年収600万円で月10万円というと
ちょっと負担が大きいように感じます。
このように、住宅ローンの借り入れは年収の5倍以内にすべき
というのは全くのデタラメなのです。
では、住宅ローンの借入額はいくらに設定すべきでしょうか?
それは、明日開催される建てようネットさんとの
ジョイントセミナーでお伝えします。
時間は13時半から15時半まで。
参加費は無料です。
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セミナーではその他にも、
・借入額は少ない方がいい
・早く返した方がいい
という住宅ローンに関する常識のウソを暴きます。
さらに、
そして、住宅ローンを実質無料で借りる方法
また、住宅ローンを借りてお金を増やす方法
についてもお話しします。
徳島県で一番住宅ローン相談の実績がある私が
住宅ローンについて知っていることを全部お話しします。
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