なぜ銀行は変動金利を勧めたがるのか?

A:変動金利はあなたが金利変動リスクを負うから金利が低くなっています。つまり、将来金利が上がることを銀行は見越しているのだと思います。

「フラットのみのお客様はほとんどいらっしゃいません」
「当行の変動でしたら0.75ですよ」
「ここ数年間でみても金利は上昇していませんよ」
「日銀の動きとほぼ一緒ですから・・・」
「8大疾病保証付きですよ」

これは私へマイホーム購入相談をされている方が実際に聞いてきた銀行員の言葉です。

なんども、しつこく、言葉を変えて変動金利を勧めてきています。

「フラットのみのお客様はいらっしゃいません。」

「フラットは建物代、土地代のみにしか融資できませんよ」

「フラットは諸費用が高い」

これはフラットを嫌がる銀行員の常套句です。

ほとんどまちがい。

2番目は△。

なぜこうまでしてフラットを嫌がり、変動を勧めてくるのでしょう?

本当にあなたのことを思って、あなたに住宅ローンを早く終えてもらいたいから、あなたに有利だから変動金利を勧めてきているのでしょうか?

少し、銀行員の立場になって考えてみましょう。

銀行員といえど、窓口業務以外の方は営業マンです。

ノルマもありますし、自分の成績が給与に反映されます。

そんな中、住宅ローンは1件取るとでかいのです。(たぶん)

こんなに銀行にとっていい商品はないですよ。

確かに大金は貸しますが、銀行がやることと言えば最初の手続きと、後は年末に残高証明を送ってくるだけ。

あとは、毎月毎月お金を引き落とすだけ。それで1,000万単位の儲けが発生するのですから!

しかも、借り主から「保証料」という意味不明のお金をとって、自分のところへ返済されることを保証するのです。

いわば、確実に1,000万円儲かるわけですね。

ただ、銀行の住宅ローンだったら利息分はまるまる儲けなんですが、フラット35は利息から住宅金融支援機構に中抜きされた分が儲けになるので儲けが減るんでしょうね。

また、これから金利が上がってくると固定金利のフラット35なんかで借りられちゃうと銀行は大損です。

なので、金利が上がったら自動的に銀行が受け取る利息も大きくなるように変動金利を勧めてきているのだと思います。

あんまりこんなことばっかり言っていると、銀行の人から刺されそうですね(笑)

私は銀行員が悪だとは思っていません。

きちんとした説明もせずに、でたらめばっかり言って自分に優位な商品を勧める姿勢を悪だと思っています。

さて、人生で一番大きな支払いになり、どんな選択をするかで人生を左右すると言っても過言では無い住宅ローン。

あなたは誰から説明を聞いて決定したいですか?自分の成績を優先して話する銀行員からですか?

それとも、どの住宅ローンを選んでも利害関係の無い顧客目線で住宅ローンのアドバイスをしてくれるファイナンシャルプランナーですか?

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