一般的に家計に占める住居費の割合は25~30%に抑えるべきだといわれています。
あなたも節約系の雑誌やマイホーム購入指南書等で見たことがあるかもしれません。
では、住宅ローン+固定資産税等の支払が住居費の25%以内に収まっていれば、そのマイホーム購入は失敗ではなかったといえるでしょうか?
答えはNOだと私は思います。
今日お返事したコメントの中にこんなご質問がありました。
「中川さんはなぜ自分のマイホーム購入が失敗だったと思われるのですか?」
それに対して私はこう返事しました。
『私がマイホーム購入に失敗したと思う理由は、支払っている住居費が自分の価値観に合っていないからです。
私は現在毎月10万円の住宅ローンを支払っています。住宅ローン返済に困っているわけではありませんが、今私が持っている情報を持ってすればもっと安く家を買うことができたと思います。
例えば、もっと安く家を買って毎月の住宅ローン返済が7万円になっていたとします。
毎月3万円手元にお金が残りますが、これだけあれば今よりももっと生活の選択肢が増えていただろうと思います。

貯蓄できる額もそうですし、車の購入とか普段食べるものなどなど、お金が手元にあるのと無いのとでは選択できるものが変わってきます。
購入してすぐ、ピカピカの家に住んでいる時は毎月10万円や12万円の住宅ローン返済も苦ではないのですが、3年も4年も経って結構痛んできた家をみると「この家に毎月10万円支払っているのか・・・」という気持ちになります。
新築でマイホーム購入する方全員が私と同じ気持ちになることはないと思いますが、私はこう思っています。』
マイホームを購入して初めて、自分の中でマイホームに関する重要度、優先順位はそんなに高くなかったと気が付きました。
しかし、購入してからではもう遅いのです。
借りたものは返さなくてはいけません。
あなたは私のように後で「失敗した・・・」と思わないよう気をつけてくださいね。