こんにちは。中川です。

今日は、住宅ローン返済のことだけを考えていると失敗する、ということについてお伝えしていきたいと思います。

 

家を買うときには、ほとんどの方が住宅ローンを利用されると思います。住宅ローンというと、大きな返済、大きな決定なので、住宅ローンの返済額に目がいきがちになってしまいます。

 

しかし、このときに住宅ローンの返済額しか見ていないと、大きな失敗をすることになります。

 

家を買ったあとに発生する出費というのは、住宅ローンだけではありません。住宅ローンの返済はもちろんですけれども、固定資産税であったり、光熱費や生活費が増えたりする可能性があります。例えば、引越しする前に家賃を払っていたときよりも、新しい家からのほうが通勤距離が長かったり、子どもの送り迎えの距離が伸びたりすると、交通費が増えたりします。それから、マンションではケーブルテレビなどのお金は払っていなかったけれども、一戸建てにした場合には、自分でケーブルテレビを引いて、そのお金を支払わないといけない、ということも考えられます。

 

ですから、こういったことを考えずに、ただ単に家賃が住宅ローンの返済額に変わる、ということしか考えていないと、ほかにも増える出費がいろいろとあって、思ったように貯金ができないとか、生活が苦しくなる、返済に困ったりしてしまうという事態を招いてしまいます。

 

また、住宅ローンに関しては、提示されている金額のまま支払額がずっと変わらないのかどうか、ということも確認しておくべきですね。銀行やハウスメーカー、工務店から提案される住宅ローンというのは、途中で返済額が変わる住宅ローンが多いです。ですから、始めの少ない金額、大丈夫だと思っている返済額のまま、ずっと変わらないのかどうかというのも確認しておくべきですね。

 

ですから、パッと提示された住宅ローンの返済額だけを見ていると、のちのち返済に困ったり、思わぬ出費が発生して払えなくなったりという事態を招いてしまいますので、住宅ローン以外で家を買ったあとに発生する出費、住宅ローンも含めてですが、その他の固定資産税や生活費もどうなるのかというところまで、しっかり考えておく必要があります