預金額が多い人ほど有利な住宅ローン

預金するほど住宅ローン繰上返済効果?

数年前東京スター銀行が頻繁にCMをしていた住宅ローンです。

預金連動型住宅ローンというのはあまり聞かない住宅ローンだと思います。
何年か前に、東京スター銀行が豚の貯金箱のCMをよくやっていましたね。
あのCMで紹介されていたのが預金連動型住宅ローンです。

これはどういうものかというと、例えば3,000万円の住宅ローンを借りたとします。
そして、住宅ローンを借りた銀行に1,500万円の預金があったとします。

通常は借りた金額の全部に対して利息がかかりますが、預金連動型住宅ローンの場合には、預金の金額部分には利息がかかりません。ですからこの場合、預金分以外の残りの1,500万円に対してのみ利息がかかるのが預金連動型住宅ローンです。

預金連動型住宅ローンの図解

金利がかかる部分は他の住宅ローンよりも高い

このような特徴を持っているので、金利はほかのどの住宅ローンタイプよりも高いです。
金利は変動金利であることがほとんどですが、3%程度のことが多いので、預金がある分に関しては利息がかからないけれども、利息がかかる分の金利は高いという特徴があります。

現金一括で家を買える人は選択肢に入る

では、どのような人がこの住宅ローンを選べばよいのかというと、住宅ローンのことだけを考えればですが、預金が多くある人、その物件が現金一括で買えるような人ですね。

例えば先ほどの例の場合、預金が1,500万円ではなく3,000万円近くあれば、利息がかかる分をゼロに近い状態にして借りることも可能になるので、手持ちの資金に余裕のある方は、この預金連動型住宅ローンを検討されてもよいのかなと思います。

あとは毎年かなりの金額を貯金できる方です。毎年150万円とか200万円の貯金が安定的にできる方。それから手元に現金がないとどうしても不安だという方に関しては、この預金連動型住宅ローンを検討してもよいのかなと思います。

扱っている銀行がほとんどない

預金連動型住宅ローンを扱っているところで有名なところは東京スター銀行です。
しかし、預金連動型住宅ローンを扱っている銀行はほとんどなく、東北とか、関東とか、関西、四国などに1行あるかないかぐらいです。

また、同じ預金連動型でも銀行によって若干の違いがあります。
住宅ローン利息をゼロにしたり、利息分を後でキャッシュバックしたり様々です。

住宅ローンを借りているのにお金が増える?

仮に、3000万円を預金連動型住宅ローンで借りて、3000万円預金しているとします。
この場合、住宅ローン利息はかかりません。

しかし、住宅ローンを借りているので住宅ローン控除を受けることができます。
つまり、利息はかからないのに税金の控除を受けることができるのです。

税金の控除分から住宅ローンを借りる時にかかる費用を差し引いた分はお金がプラスになります。

預金連動型住宅ローンまとめ

  • 住宅ローンを借りている銀行にあずけている預金の金額分は利息がかからない
  • 利息が係る分は他の住宅ローンよりも金利が高い
  • 扱っている銀行がほとんどないし、各銀行によって若干違いがある
  • 仮に、住宅ローンの利息がかからなくて住宅ローン控除を受けることができる