「あ、こんな気持ちが出てくるんだ。これが本当の自分なのかな。」
そう感じた瞬間でした。

今まで「これが自分。」と思っているイメージからは想像もつかない経験でした。

私の奥さんはボーダーコリーのブリーダーをしています。
子犬を繁殖して飼いたいという方に販売しています。
子犬は生後約50日までは販売できないので、産まれてから50日までは自宅で育ててから販売しています。

今回、9月ごろに出産があって子犬が7匹産まれました。
と言っても、私は世話などは一切しておらず、全部奥さんの仕事です。
唯一、写真を撮るのが奥さんよりも私の方が上手なので写真を撮るくらいです。

それも、7匹いるので1匹あたりにかける時間は引き渡すまでに合計で30分〜1時間くらいのものです。それ以外に世話をすることもかわいがることもありませんでした。

私の家はとても広いのですが、いくら子犬でも7匹いるので糞尿の臭いが結構キツイ時があるのです。なので、「はよどっか行けや。」と思っていました。

そんな日々を過ごしながら、子犬を引き渡せる日になりました。
その中に1匹が引き渡される日に、奥さんに「最後に親子で写真を撮って欲しい」と頼まれて、父親の犬と母親の犬と子犬の写真を撮りました。

親子の写真を撮り終わった後、その子犬と私で二人きりになる時間がありました。その子犬はとても人懐こく、今までほとんど関わったことのない私にも、今にもちぎれそうなくらい尻尾を振って近寄って来ます。

犬は嫌いじゃないので、少しの時間でしたが一緒に遊びました。遊びながら子犬に「大事にしてもらえよ。」と言った時に、なんともいえない気持ちになりました。

名前をつけるとすれば、別れに対する寂しさでしょうか。
頭では「早くどっか行け。」と言っていましたが、気持ちは全然違うことを言っていました。

その気持ちは、これまでなら抑えようとした気持ちだと思います。なぜなら、「こんな気持ちを感じるなんてカッコ悪い。」と思ってきたからです。

なぜかっこ悪いと思っていたのかというと、「これが自分」としているイメージにそぐわないと判断していたからです。
何がきっかけなのか、いつからかもわかりませんが、私は自分を「知的」そして「冷静」なキャラだというイメージを持っていたと思います。そのキャラにそぐわない言動を避けるようにしていたように思います。

しかし、そのキャラは後付けの設定です。つまり、産まれた後で「自分はこういう人間だ。」という設定をしたということです。でも、そのキャラにそぐわない気持ちが浮かんだり、そぐわない言動をとりたいと感じることもあります。

それは本来の自分ではありません。仮面を被った自分です。仮面を被ったままだと自分の本心に気づくことが難しくなってきます。ということは、やりたいと思ったことや自分が表現したいと思ったことができなくなってしまうということです。

やりたいことをやるのがお金持ちになる、お金から自由になることへの一番の近道であり、他の時間や人間関係からも自由になって生きるための一番の近道です。しかし、仮面を被ったままであればそれが難しくなります。

仮面を脱ぐためには、頭が何を言っているかではなく気持ちが何を言っているかを注意深く聞くことです。意識を傾けることです。そして、その気持ちに正直になることです。それが、仮面を被っていない本来のあなたが感じていることです。

あなたが持っている「私はこういう人間だ。」「私はこうだ。」というものを一度疑ってみましょう。それは本来の自分なのか、それとも仮面なのか、誰かから言われたり、自分で思い込んだ後付けしたキャラ設定ではないのか疑ってみてください。そして、自分の気持ちに正直になってみましょう。

「かっこわるい」「嫌われるかもしれない」「迷惑をかけるかもしれない」という恐れを手放して、正直なあなたを出してみてください。

大きな解放感を感じると思います。

 

P.S 「嫌われるかもしれない」という恐れを手放してイキたい時にイクと、微妙な空気を感じますが(笑)

P.P.S 正直な自分を出す恐れを手放す方法、知識はこちらで身につきます(残り2名)