“家賃並みの支払い”に隠されたウソ

マイホーム購入を考えてるあなたも
見たことがあるかもしれません。

「家賃並みの支払いでマイホームが買える!」

と謳うチラシ。

「私達にも買えました!夢のマイホーム」
などというキャッチフレーズと共に幸せそうな
家族の写真が写ったチラシ。

あなたはこのようなチラシを見てこう思うかもしれません。

「家賃並みの支払いでマイホームって買えるんだ。」

「だったら、もったいない家賃を支払い続けるより
マイホームを買った方がいいよね。」

でも、注意してください。

実を言うと、
この手のチラシはほとんど詐欺のようなものです。

絶対に引っかかってはいけません。

チラシに写っている家族の幸せも長くは
続かないでしょう。

では、なぜ詐欺のようなチラシがまかり通っているのか?

そのカラクリを説明します。

毎月5万円、6万円の住宅ローン支払いでマイホーム
が買えると謳っているカラクリは2つあります。

1つは、住宅ローンの条件が3年固定金利で
計算されているからです。

住宅ローン3年固定金利とは、

「3年間は金利を固定します。
その後は半年ごとに金利が変わる変動金利になる。」

という条件の住宅ローンです。

そして、ほとんどの場合で最初3年間は優遇金利といい、
低い金利が適用されています。

3年経過すると優遇金利は無くなるか縮小し、
金利が上がってしまいます。

具体例を出しましょう。

土地1,000万+建物1,200万で2,200万円の
物件があったとします。

2,200万円を金利0.7%で35年返済の借入をすると、
返済額は59,074円です。

しかし、金利が0.7%なのは優遇金利が適用される
最初の3年間だけです。

3年後は優遇金利の適用が終わり、
基準金利に戻ります。

3年固定金利の基準金利は2.5%程度です。(2012年9月)

あなたが住宅ローンを決める時に、
ハウスメーカーも不動産業者も銀行でさえも、
この事実は教えてくれません。

「3年後に返済額が上がりますよ。」なんて言うと、
「家賃並みの支払いで家が買える」と思っている
あなたはマイホームを買うことを躊躇するでしょう。

それでは家が売れにくくなりハウスメーカーが困ります。

住宅ローンを借りてもらいにくくなり銀行も困ります。

では、金利が0.7%から2.5%に上がると
返済額はどう変わるでしょうか?

返済額は59,074円から一気に76.921円になります。

59,000円であれば家賃並みの支払いかもしれません。

しかし、76,921円になると地域によるかもしれませんが
私が住む徳島県では少し高い家賃だと思います。

「家賃並みの支払い」の1つ目のカラクリは
家賃並みの支払いは3年間だけであることです。

2つ目のカラクリを説明します。

2つ目のカラクリは固定資産税を考慮してないことです。

マイホームを購入すると固定資産税を支払う必要があります。

固定資産税は購入するマイホームの価値によります。

先程の例、土地1,000万円+建物1,200万円であれば、
年間約134,000円です。

これを12で割って1ヶ月あたりに直すと11,667円です。

つまり、毎月11,667円の固定資産税支払いが発生します。

毎月の住宅ローン支払いに固定資産税を加算すると、当初3年間は毎月70,741円、3年経過後は88,088円になります。

3年経過すると毎月約90,000円の支払いになるのです。

毎月90,000円の支払いが家賃並みの支払いだと
言えるでしょうか?

私が住んでいる徳島県では、特定のお金持ちを除き
毎月90,000円もの家賃を支払っている人はいません。

この「家賃並みの支払い」チラシは実に巧妙です。

住宅ローンの知識がなく、このチラシに騙されて
マイホームを購入し、突然上がった返済額と固定資産税の
支払いに困っている方はたくさんいます。

家を高く売りたい、また月々の返済額を少なく見せて売りやすくしたいハウスメーカーや工務店、不動産業者と、高い金利で住宅ローンを借りてもらいたい銀行のカモになっているのです。

しかし、、、

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