先日、ブログにアメンバー申請をいただきました。
そのメッセージに「年収590万円で4,000万円フルローンで借りる予定です。」
とありました。
もし、このアメンバー申請をくださった方がいらっしゃったら参考にしてください。
このメッセージを見たときに「あ、これは危険だな」と思いました。
そう思った理由は2つです。
まずは、「返済負担率が高い」ことです。
4,000万円の住宅ローン、仮に金利2.18%のフラット35で借りたとします。
すると返済額は毎月136,000円で、返済負担率は約28%です。
これだけ見ると問題ないですが、返済負担率は手取りで計算するべきです。
年収の額から所得税・住民税・社会保険料を引いた額が手取りです。
収入の額によりますが、おおよそ年収の85%が手取りの金額になります。
手取りの額で計算すると約32%になります。
つまり、手取り収入の3割以上が住宅ローンに消えていく計算になります。
さらに、これはあくまで35年返済で計算した場合です。
年齢が30歳で65歳に完済。
35歳だと70歳までかかります。
年金をもらえる年が68歳や70歳になるだろうと言われている中で、70歳まで住宅ローンを残すのは危険だと思いませんか?
20歳そこそこなら問題ないと思いますが。
もう一つの理由は「売りたいときに売りづらい」ことです。
4,000万円のうち建物の2割くらいは業者の利益です。
建物が2,500万円だったとすると500万円は業者の利益ということになります。
買ったすぐに売ろうとしても、業者の利益は差っ引かれてしまうためMAXで売れたとしても3,500万円までしか売れ無いと思います。
その後も物件の価値は住宅ローン残高が減るスピードよりも早く下がっていきます。
ということは、いつ売っても住宅ローン残高が残る状態になり、とても売りづらい状況になります。
収入が一生安泰な職業であれば問題ないのかもしれませんが、そうでない場合、会社の倒産やリストラにあうと危険ですね。
任意整理などの方法はありますが、住宅ローン残高と同じくらいもしくはそれより高く売ることは土地の値段が買った時よりも大幅に上がったりしていない限り難しいと思います。
以上、二つの理由でこの住宅ローンを危険だなと思いました。
何年後かに数百万円単位のまとまったお金が入ってくるような予定があるのならわかりますが、そうでない場合は今からでも検討し直せるならしたほうがいいですね。
住宅ローン借りてしまった後からでは取り返しつかないですから。
最近は諸費用分まで上乗せで貸してもらえたりするので、家を買おうと思ったら本当にすぐ買えてしまいます。
あなたが欲しいのはマイホームですか?それとも幸せな暮らしですか?
よく考えてから住宅ローンの借り入れ額を設定しましょう。