はい、本当です。
うろ覚えですが、大手銀行の貸し出しの7~9割は変動金利だといわれています。
こういうのをみると「みんなが選んでいるのなら変動金利を選択すればいいんだろうか?」と思ってしまいがちですよね。
しかし、それは思いとどまってください。
たしかに、今現在変動金利かなり金利が低く、返済額も低いですしその分住宅ローン審査にも通りやすかったりします。
ただ、変動金利は読んで字のごとく金利が変動します。
いつまでも低い金利のままだという保証はありません。
ハウスメーカーや銀行が変動金利を選ばせるための台詞として
「皆さん選んでいます。」
「まだまだ日本の景気がよくなるとは思えませんよね?ということは金利もしばらくは低いままですよ。」

というのがあります。
「皆さん選んでいます。」は事実ですが、それが自分も変動金利を選ぶような理由にはなりません。
ひどいのは後者のほうです。
確かに日本の景気がよくなると金利は上昇します。しかし、景気がよくなるような兆しはありません。
ただ、景気がよくならなくても金利が上がる可能性があることは説明されません。
では、景気が悪いままで金利が上がる状態はどういう状態でしょうか。
それは、日本の借金が増え続けて国内で消化しきれなくなったときです。
今現在日本の借金である国債は95%が国内で消化されています。
しかし、このまま日本の借金が増え続けて国民の金融資産残高を超えてしまうと日本国内で借金ができなくなります。
すると海外からお金を借りてくるようになりますが、そんな借金まみれの国に低利でお金を貸してくれる国なんてどこにもありません。
そうなると、お金を借りるために高い利率を約束して海外からお金を借りてくるようになります。
住宅ローン金利は10年国債利回りというのを指標にしてますから、国債の利率が上がり、10年国債利回りが上がると住宅ローン金利も上がります。
この場合の金利上昇は誰も教えてくれないと思います。
なぜか?
金利が上昇した場合、現在の低い固定金利で貸し出しをすると金融機関が損をするからです。
今現在フラット35の金利は2.13%です。これはずっと変わりません。
仮に、上記に書いたような状況になって10年国債利回りが現在の1%から3%に上がったとしてます。
同じように住宅ローン金利も2%上がったとすると、変動金利は2.875%になります。
金利が高い方が金融機関の儲けは大きくなります。
変動金利で借りている人は金融機関の将来金利が上昇した場合損失が発生するリスクを背負わされている格好になります。
借りる方にとって金利上昇はリスクですが、金融機関にとってはメリットですから。
これはちょっと言い方悪いですが、金融機関の「みなさん選ばれています。」というのはみなさんだまされていますと同じ意味です。
残念ながら日本は欧米に比べてお金に関する教育がほとんど行われていません。
よって、住宅ローンはじめ保険や投資商品を選択するときは金融機関のいいようにされている人がほとんどです。
金融機関や担当者の実入りが大きくなるように誘導されている場合がほとんどです。
仮に、「みなさん選ばれています。」というのが「みなさん正解を選ばれています」という意味であれば、私たちのようなファイナンシャルプランナーの仕事はあまり必要なくなります(笑)
長くなりましたが結論です。
住宅ローンだけでなく金融機関がいう「皆さん選んでいます。」はあなたにとっても正解ですか?
しっかり考えてみてください。