『先日のメルマガて3年後くらいから家賃があがるということが書いてありましたが、どういう原理でそうなるのでしょうか?』

という質問をいただきました。
質問では「家賃」となっていますが、おそらく「家賃並みの住宅ローン返済でで買えると謳っているのになんで3年間で返済額があがるのか?」という意味合いかと思われます。
では、なぜ「家賃並みの住宅ローン返済」が3年間しか続かないのか、理由をお話しします。
理由は、チラシ等に掲載されている住宅ローン返済額の住宅ローン条件が「3年固定金利」で計算されているからです。
3年固定金利とは、「3年間は金利を借りた時の金利を固定しますが、3年後は金利が変わりますよ」という条件です。
そして、借りてからの3年間は優遇金利などが適用され、0.7%とか0.8%などの低金利が適用されます。
仮に、2,000万円を借入、35年返済で金利が0.7%であれば、毎月の返済額は53,704円になります。
家賃並み、もしくは家賃以下かもしれませんね。
これが、例えば3年後に金利が変わって3%になったとします。
すると、返済額は一気に75,578円になります。
毎月2万円以上も返済額が増えてしまいます。
さらに、固定資産税が増えます。
不動産を購入すると毎年固定資産税という税金がかかります。
新築から3年間(長期優良住宅は5年)、建物にかかる固定資産税は半額なのです。
住宅ローンの返済額アップと固定資産税の増額という「予期しない」出費増に襲われます。
本当は十分予期できるんですが、そんなことは誰も教えてくれません。
後で色々お金がかかるなんて教えてしまうと不安で家が買えなくなってしまいますよね。
そうなるとハウスメーカーも儲けになりませんし、住宅ローンを借りてくれなければ銀行も儲けになりません。
こうなって、重い住宅ローン負担に苦しみながらの生活になっている方はたくさんいます。
試しに、今度手元に届いたマイホーム系のチラシをよ~く見てみてください。
虫めがねで見ないとわからないような小さな字で住宅ローン条件が書かれています。
そこに「3年固定金利」と書かれていたら、3年後には返済額があがるという住宅ローン条件です。
全部が全部そうだとは言い切れませんが、私が今までに見たマイホーム系チラシは全てそうでした。
私は、こういうほとんど詐欺のようなチラシを出しているようなハウスメーカーなどでは家を買うべきではないと思います。
とにかく客の目を引いて、家を売ってしまえば後はどうでもいいという魂胆が見え見えです。